今、アイスホッケーが人気02
update 2004/2/6 10:31
同リーグ戦には、長野五輪や日本リーグで活躍した選手から地元の少年団を卒業した若い選手まで、多彩な顔ぶれがそろう。幅広い層の選手が熱戦を繰り広げる模様を「ひと目見たい」と関心を持つ人が増えたことに、関係者は「選手の励み、競技の底辺拡大につながる」と喜びを語る。
試合会場の市民スケート場では、リーグ戦が開幕した1月20日ごろ「アイスホッケーは観戦できるのですか」と問い合わせが数件続いたと言う。折しもテレビドラマが始まった時と重なっており、「ドラマの人気が関心の高さを引き上げたのではないか」(関係者)とみられる。
北水ブルーマーリンズのマネージャー田中沙織さんも「今年は周りの学生に『観戦に来て』と声を掛けたら来てくれるようになり、いつもより観客が増えた」と喜ぶ。観戦に訪れた北大水産学部4年、小山さや華さんは「以前から同級生がプレーしていたのは知っていたが、今年初めて来た。ルールを知らなくても十分に楽しめる」と話す。そのほかのチームでも「今年は会社の同僚たちが見に来てくれる」との声が多く聞かれる。
観客の声援で選手の士気も高まり、戦いも例年以上にヒートアップ。今年はA・Bリーグとも混戦模様で進んでいる。ボンバーズの衞藤泰徳選手は「見に来てくれると励みになる。初めて競技を見た人の中で、初心者でもプレーが楽しめそうだ、と感じてもらえれば競技の底辺拡大につながる」と観客増に競技の振興と発展を期待し、懸命にプレーを続ける。
リーグ戦は25日まで月―土の午後8時すぎから行われており、観戦は無料で自由。屋外施設のため、十分な防寒着が必要。函館アイスホッケー協会の柴田譲理事長は「試合場のサブリンクに向かう際、メーンリンクを横断する時には、リンクの氷管理のため靴底の汚れを落として下さい」と呼びかけている。
提供 - 函館新聞社
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