八幡小学校児童が合唱コンクールで大臣賞
update 2004/2/6 10:30
函館八幡小学校(塩崎設男校長)合唱団の児童3人が、このほど開かれた「TBSこども音楽コンクール重唱部門」で、最高賞に当たる文部科学大臣奨励賞に輝いた。全国152校の頂点に立った児童は、喜びをかみしめながら、3月6日に東京で開かれる授賞式に出席する。
奨励賞を受賞したのは、鎌田麻衣さん、青木美奈実さん、門傳雪菜さん(いずれも6年)。3人は昨年11月に函館市内で開かれた「第32回HBCこども音楽コンクール」で最優秀賞を受けた。その際に録音したテープ審査で全道代表にもなり、今回の全国大会もテープ審査で最高の栄誉を受けた。
受賞曲は、まどみちおさん作詩、松下耕さん作曲の「つんつるてんのうた」。テンポが速く、リズムや音の取り方が難しい曲だったが、昨年3月から慣れ親しんでいただけに堂々と歌い上げた。
受賞の知らせを聞いた際には「信じられなくて実感がわかなかった」が、日を追うごとに「すごいと思った」と口をそろえ、賞の重みを感じている。指導した同小合唱団顧問の柴田美香教諭(34)も「テンポよく、グングンいく感じを出せたのが評価されたのでは」と目を細めた。
鎌田さんは「歌は気持ちが伝わる」、青木さんは「歌うと楽しくなる」、門傳さんは「嫌なことも歌えば忘れられる」と魅力を話す。今春から進む中学校に合唱部はないが、3人は吹奏楽部などに入りながら「これからも歌っていきたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。