厚沢部でレクの森整備事業めぐり説明会
update 2004/2/6 10:29
【厚沢部】厚沢部町の委託で檜山支庁が防災工事などを進めている、同町の土橋自然観察教育林(レクの森)の整備事業をめぐり、同町と同支庁は5日までに、2004年度までに実施予定だった防災工事を中止、当初計画を白紙に戻して再検討することを決めた。同町は7日午後2時から緑町コミュニティーセンターで計画の変更内容に関する住民説明会を開く。
同森東側を流れる畑内川で、環境省が絶滅危ぐ種に指定しているニホンザリガニの生息が確認されたことなどに伴う措置という。生息については昨年末に自然保護団体から指摘を受けていた。
04年度までの計画で予定していた畑内川改修工事と同森内の治山ダムなど、継続中または未着工の防災工事を中止。同森全体で、自然環境調査を行い、工事が必要な場所や工法を再検討する。
同事業をめぐっては昨年12月、森林内で天然記念物のクマゲラの営巣木を確認。土砂災害防止などを目的とする間伐の中止を決定した。50メートルの未着工区間が残る畑内川改修工事、治山ダムなどの事業を再検討していた。
説明会の参加希望者は直接、会場へ。問い合わせは町役場農林課TEL01396・4・3311。
提供 - 函館新聞社
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