フィルムコミッション、東京で函館ロケ誘致活動実施へ
update 2004/2/4 09:43
函館市内での映画やテレビドラマ撮影を誘致・支援する目的で昨年設立された「はこだてフィルムコミッション」(FC)は、早ければ今月中にも、東京のテレビ局や映画会社などを訪問してロケ誘致活動を行う。例年、市観光課が独自に行っていた活動を引き継ぐ形となり、FC設立による支援体制の強化をアピールする構え。これまで函館ロケの実績がある会社に加え、新規開拓も目指す考えで準備を進めている。
市は従来から、全国規模で放送される映画やテレビの効果の大きさに着目、例年2月中に職員が東京へ赴き、函館を宣伝してきた経緯がある。今回からはFCが活動を行い、例年訪問しているテレビ局、番組制作会社、映画会社に加え、ロケ実績のない会社も訪問し、エキストラ手配や道路・公共施設の使用手続きなどの支援体制の充実ぶりを売り込む。
FC事務局の市観光課によると、函館でロケを行った映画・ドラマは2000年度映画1本、ドラマ9本、01年度映画2本、ドラマ5本、02年度映画3本、ドラマ7本と一定数の定着をみている。本年度からはドラマ以外のテレビ番組とCM・スチール撮影も集計しており、1月末現在、函館で撮影を済ませたロケはテレビ41本(うちドラマ6本)、CM・スチール撮影15本となっている。
FCでは現在、市内を中心にロケ地を収録した「ロケーションガイド」(CD―ROM1000枚、名刺型CD―ROM500枚)の作製を進めており、今月中にはまず名刺型が出来上がる見込み。それらを訪問先で配布しながら、売り込みを図る考えだ。
FC事務局は「FC設立で反応が違ってくる会社がある。新しい会社も開拓していきたい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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