昭和で宅配便装い98万円強盗
update 2004/2/3 11:24
2日午後2時ごろ、函館市昭和3の30、無職、奥山律子さん(69)方に宅配便を装った男が押し入り、包丁を突き付けて現金約98万円を奪い、奥山さんを布テープで縛り上げて逃走した。函館中央署は強盗事件として犯人の行方を追っている。
同署によると、男は60歳ぐらいでやせ形、身長約160センチ。黒のジャンパーに黒か紺の目だし帽を着用していた。奥山さんは独り暮らし。
奥山さんがチャイムに気づき玄関に出ると、小さな段ボール箱を手に宅配便を装った男が「印鑑」と言い、室内に印鑑を取りに戻ると男は土足で侵入、包丁を突き付け「金を出せ」と脅した。
奥山さんは和室奧から二女からの預かり金80数万円と、台所にあった財布から合わせて現金約98万円を男に手渡した。男は持参した布テープで奥山さんの全身を縛り、逃走。奥山さんは自力で外し、二女に連絡し、二女が通報した。奥山さんは布テープを外す際に両手首に軽いけが。
現場は産業道路近くの商業施設などが立ち並ぶ住宅街の一角。近所の男性は「奥さんは用心な人だっただけに、こんな事件が起きるなんて信じられない。新しい家で独り暮らしとあって、狙いを定めた犯行なのでは」と話していた。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。