経済欄/2003年函館港貿易概況/2年連続前年割れ
update 2004/2/2 10:49
函館税関は、2003年の函館港貿易概況を発表した。輸出が前年比14・8%減の91億2700万円、輸入が同13・3%減の128億4200万円。総額は同9・6%減の219億6900万円で、2年連続の前年割れ。37億1500万円の輸入超だった。
輸出は、鉄くずが同50%増の7億3200万円、魚介類・同調整品が同47・3%増の1億6300万円と好調だったが、主力となる船舶が低迷。パナマ向けの冷え込みが影響し、同22・6%減の76億7400万円にとどまった。
輸入は、石炭が前年を上回り、同18・4%増の17億9200万円となったが、メーンの魚介類・同調整品が振るわず、同10・3%減の75億800万円。小麦も同19・4%減の13億6100万円だった。
12月の貿易実績は、輸出が2億1100万円(前年同月比43・6%減)、輸入が13億1800万円(同12・6%減)で、総額は15億2900万円(同18・8%減)。
同税関が管轄する北海道と北東北3県の2003年概況は、輸出が3122億6600万円(前年比5・8%増)、輸入が9356億4300万円(同3・3%増)。総額1兆2479億円(同3・9%増)に上った。
提供 - 函館新聞社
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