第4回十字街商盛会あったかまつり大盛況
update 2004/2/2 10:49
第4回十字街商盛会あったかまつりが1日、函館市宝来町のホテルJALシティ前のグリーンベルトで開かれた。あったか広場とかまくら広場の2ブロックで、巨大な鍋で煮込んだ高田屋嘉兵衛汁が無料で振る舞われたほか、かまくらや雪山を使った遊びに子どもたちが夢中になっていた。
はこだて冬フェスティバルの協賛イベント。午前10時に開幕し、かまくらやテントが設営された会場には、近隣住民を中心に約1500人が訪れた。地場海産物即売会では、噴火湾産のホタテを格安で販売し、市民の行列が出来た。販売担当の女性は「多く入れてあげて」と指示を出し、販売員はビニール袋が破れそうなほど詰め込んでいた。
高田屋嘉兵衛がロシアで食べたボルシチ風の味を再現した嘉兵衛汁は、会場に設けた直径約1・5メートルの巨大な鍋で調理。ニンジンやジャガイモ、牛肉、キャベツなどの食材を朝からじっくりと煮込み、ケチャップなどで味付け。ぐらぐら煮えたぎる真っ赤な鍋を、担当者が交代で1メートルのへらで絶えずかき混ぜ、11時から無料で配られた。温かいものを食べて暖を取ろうと大勢が押し寄せ、午後零時時半には約300人前が空になった。
かまくら広場では、近郊の小中学生が事前に製作した2基のかまくらや滑り台で子どもたちが遊び、雪を使ったゲームでは、PKゴール合戦などのゲームも行われた。住吉町から家族で訪れ、嘉兵衛汁を味わった榊萌華さん(10)と梨花さん(9)は「ジャガイモがとけていておいしい」「毎年楽しみに食べています」とはしゃいでいた。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。