大沼函館雪と氷の祭典開幕

update 2004/2/1 10:16

 【七飯】第38回大沼函館雪と氷の祭典(同実行委員会主催)が31日、七飯町大沼国定公園で開幕した。天候に恵まれた初日は大勢の家族連れが詰め掛け、氷のジャンボ滑り台などに熱中する子供たちの歓声が響いた。1日まで。

 メーン広場には今年も、大小の雪像50基がそろった。アニメキャラクターをかたどったものや昨年、人気を呼んだ小犬のチワワなども並んだ。

 アニメのアンパンマンをデザインにした長さ30メートルのジャンボ滑り台は、60センチ四方の氷を積み上げ、完成まで約3週間をかけた労作。子供たちは、笑い声や悲鳴を上げて滑り降りては、親に抱き止められるなどし、大はしゃぎだった。両親と妹の友加里さん(7)と来場した上磯小学校5年の斯波日佳理さん(11)は「毎年来ています。滑り台は3回滑りました。楽しかった」と笑顔だった。

 七飯、鹿部両町の物産即売テント前では、ホットワインや焼きホタテで冷えた体を温める来場者も見られた。

 1日は午後1時から来場者も投票できる中雪像コンクールが開かれ、同1時半から表彰式。大沼婦人会館では午前10時から午後3時までフリーマーケットが行われる。

提供 - 函館新聞社



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