風力利用しパイプオルガン演奏
update 2004/2/1 10:09
風力発電機を利用してパイプオルガンを演奏する「風力コンサート2004」が31日、函館市松陰町9の日本キリスト教団函館千歳教会で開かれた。函館在住のオルガン奏者、石崎理(みち)さんが出演し、詰め掛けた約120人を優しい音楽の世界に導いた。
南北海道自然エネルギープロジェクト(ピーター・ハウレット代表)が主催。自然エネルギーの可能性を訴えようと、同団体が所有する風力発電機で充電したバッテリーをパイプオルガンの動力源にした。
演奏が始まると、会場内は来場者に配られた100個以上のキャンドルの火が揺れ、心地よい空間を演出。石崎さんはバッハの「小フーガト短調BWV578」やルフェーブルーウェリの「田園風景」など4曲を演奏した。途中、手押しオルガン奏者の谷目基さんがゲスト出演し、花を添えた。
自然エネルギーを利用したクリーンなパイプオルガンの音色に、聴衆もすっかり引き込まれていた。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。