森・砂原法定協調印式、初会合

update 2004/1/31 12:37

 森・砂原町は30日、法定合併協議会を設立した。初会合では合併の方式や期日など、両町で議論する合併協定書の協定項目を27項目と定め、合併特例法の期限をめどにした新町設立を目指し、協議を進めていくことなどを決めた。新町建設計画については期間を2005年度から10カ年とし、住民の意向や両町の課題などを盛り込み今後、具体的な策定作業に入る方針となった。

 会長に森の湊美喜夫町長、副会長に砂原の梶谷恵造町長を選出し、事務局を森町役場に設置した。また、道の合併重点支援地域の指定により、2月1日付で道職員1人が事務局に派遣されることも明らかにされた。

 森町役場で開かれた協議書の調印式には両町の幹部や議会議員ら約40人が出席。両町長が書類に署名・押印し、交換した。湊町長は「法定協での議論がいよいよ始まる。互いがどう発展していけるかを主眼に、両町民に喜んでもらえる合併を実現したい」、梶谷町長は「2町にとって歴史的な調印式。町民や議会、出身者など、すべての人の力を借り、住みよいまちづくりに努力したい」と抱負を語った。

 森町公民館で開いた法定協初会合には21人の委員全員が出席し、規約案など報告8件を承認し、協定項目や予算、機構などに関する議案10件を原案通り可決した。 このほか、協議会だよりの発行を早ければ2月中に開始し、ホームページも後日、開設することとした。

 次回会合は2月16日に砂原で開かれる予定。

提供 - 函館新聞社



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