プリマベーラがNPO法人認可申請
update 2004/1/30 11:36
サッカークラブチームのプリマベーラ(高村敦代表)がこのほど、道にチームのNPO法人認可を求める申請をした。受理され現在審査中で、4月にもNPO法人AC(アスレチッククラブ)プリマベーラが誕生する見込み。また、同チームは現在の中学生に加えて、今春から新たに小学生選手の受け入れを開始、より長期的に選手の育成を進める。加賀徹心監督は「NPO法人格を取得することで、よりしっかりした組織になる。いい選手を育て、地域のスポーツ振興につながれば」と話している。
プリマベーラは1997年に設立、現在は中学校1年生から3年生まで約40人が所属。昨年5月に全国大会のナイキプレミアカップジャパン2003に出場するなど、全道・全国を見据えた地元屈指の強豪チームに成長している。
結成から7年目を迎え、活動が軌道に乗ったことから、「単なるサッカー好きによる任意団体というのではなく、よりしっかりした体制で選手の育成とサッカー振興を」(加賀監督)とNPO法人登録申請することを決め、昨年春から準備を進めてきた。
組織強化により新たに始める、U―12(小学生層)の選手育成では、おおむね1学年15人をめどに選手を募集。「選手の集まり具合にもよるが、チームとしての体制を早く整え、大会にも参加したい」(加賀監督)。高橋優樹現コーチがU―12の監督を兼任し、加賀監督は総監督としてチーム全体の指揮を執る。
加賀監督は「最初は選手5人からのスタートだったが、チームはいい形で成長してきたと思う。今後はU―6のキッズ世代などにも範囲を広げるとともに、将来的には総合スポーツクラブとして、いろいろなスポーツの普及を図っていきたい」と話している。
道南のスポーツ団体では、函館テニス倶楽部(HTC)がすでにNPO法人として認可を受けている。
提供 - 函館新聞社
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