姥神神宮前広場の名称「いにしえ街道姥神広場」に

update 2004/1/29 11:10

　【江差】江差町が一般公募した、整備中の姥神大神宮前多目的広場の名称が「いにしえ街道姥神広場」に決まり、２８日に考案者の滝澤勇樹君（江差中１年）と高橋舞さん（江差小４年）に、濱谷一治町長から表彰状と記念品が贈られた。

　同町は昨年１２月に広場の名称を一般公募。１８１人から３２１件の応募があった。選考の結果、滝澤君と高橋さんが応募した「いにしえ街道姥神広場」が最優秀賞に選ばれた。今後は案内板やパンフレットなどに記載される。

　２８日には町役場町長室で表彰式が行われ、２人に表彰状と記念品の図書券が贈られた。同町長は「将来の江差を背負って立つ皆さんが町内の名跡にも高い関心を持ってくれたことをうれしく思います」とお礼の言葉を述べた。

　滝澤君は「率直に思い浮かんだ名前だった。採用されてうれしい」と、高橋さんは「自分の考えた名前が付くのでびっくりしています。広場の完成が楽しみです」と、それぞれ笑顔で話していた。

　一般公募では、赤石柚香さん（日明小）、台坂修君（朝日小）の２人が優秀賞、新井田昴佑君（江差小）、稲船力君（南が丘小）、柳谷義一さん（一般）の３人が佳作に入選。それぞれ記念品の図書券が贈られた。

　同広場は住民や観光客によるイベントや休憩など、多目的の利用を目的に整備が進んでおり、２月中旬にも完成を迎える予定。本年度で整備が終わる「いにしえ街道」の新しい顔として活発な利用が期待されている。

提供 - 函館新聞社

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