市電スピードメーター取り付け終了 正確な速度認識可能

update 2004/1/28 10:20

 函館市交通局は27日、昨年7月から進めてきた一般営業車両へのスピードメーター取り付け作業を終了した。同局保有の全35両のうち、カラオケ電車を除いた34両に装着し、正確な速度の認識が可能になった。

 路面電車へのスピードメーター装着は義務づけられていないが、2002年9月に相次いだ脱輪など3件の事故を受け、作業を開始。それまでに装着済みの21両については、デジタル表示などへの改善をし、未整備の14両は、業者に委託し作業を進めてきた。

 作業は1両につき、ほぼ1日かかる。車軸を回すモーターに、回転数をパルス信号で計る装置を付け、運転席の表示パネルと配線でつなぐ。

 同局は「事故はいろいろな要素が複合して起きる。正確な速度を知ることで、事故につながる要素を減らすことができれば」と話している。

提供 - 函館新聞社



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