函館大学に女子バスケットボール部創設へ

update 2004/1/27 11:10

 函館大学(小笠原愈長)は新年度、女子バスケットボール部を創設する。すでに同好会組織として始動、今春からは新入学生の部員も加わり、部として本格的に活動する予定。昨年創部3年目でインターハイ初出場を果たした、系列高校の函大柏稜高校からは4人が進学する予定で、今後、高校・大学の連携による互いの戦力アップも期待されている。初代監督に就任予定の新谷昭彦さん(42)=現・函大柏稜高校女子バスケットボール部コーチ=は、「函館という地方都市からでも全国レベルの選手を出し、地域のバスケットボール振興につなげていきたい」と話している。

 函大柏稜高校が全道トップレベルの強豪校として実績を残す過程で、1期生である現在の3年生の卒業後の進路を検討する際、創部の案が上がった。同大学の運動部では、男女合同で活動している部はあるが、女子単独の部は初めて。

 昨年10月に同好会として届け出、函大柏稜高校と合同で練習している。来年4月には函大柏稜高校や、帯広、小樽の高校から合わせて8人の新入部員が加わる予定で、部としてのスタートを切る。当面は新谷さん1人が指導。また、函大柏稜との合同練習も週に1回ほど行い、高大連携を図る。

 北海道の大学生大会は、春季・秋季の学生選手権大会があり、6月に北見で行われる春季学生選手権大会が“公式戦デビュー”となる予定。全日本学生選手権予選となる秋季大会には、初年度は3部からのスタートが決まっており、全国出場権を争う1部昇格を目指す。

 新谷さんは札幌出身、東海大四高校卒。札幌の実業団や短大などのチームを指導し、函大柏稜高校女子バスケットボール部のコーチを、2001年の創部以来務めてきた。「大学でも全国大会を意識して戦えるチームを目指し、これまでの指導経験を生かして選手を育てていきたい」と話している。

提供 - 函館新聞社



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