未来大学生が函館駅前を考えるワークショップ

update 2004/1/27 11:08

 公立はこだて未来大学の学生などで作る函館ベンチャープロジェクト(大久保影之代表)は2月から、函館駅前の活性化などを考える全3回のワークショップを開く。最終的には函館駅前の情報を満載した情報誌を発行する予定で、発行は3月下旬の見込み。

 未来大の鈴木克也教授のゼミ生4人が中心になり活動を展開。ワークショップは2月20日から3月上旬までに開き、学生や市民、駅前の事業者など延べ80人余りの参加を見込んでいる。まちの現状や問題点、まちづくりの長期的ビジョンなどについて「生活者」「来街者」「観光客」の3グループでグループワーク。最終回はパネルディスカッションと発表をする。参加者は今後募集する。

 また情報誌は、A4判約16ページで、3月下旬に発行の予定。これまでに調査した駅前周辺の人の流動調査や道南圏の消費者動向調査の結果などを踏まえ、分析結果や思い描く街の姿、生活に必要な店、交通・居住情報などを盛り込む。

 最終段階として、3月下旬に地域情報誌のホームページを開設。駅前の情報をふんだんに掲載するとともに、掲示板でアルバイト情報やイベント情報などを載せる計画。2―3カ月ペースで内容を更新し、初回は内容をまとめた冊子も発行もする。

 同プロジェクトは「駅前は駅舎や駅前広場など、ハードの面では大きく変わった。次は市民などが活発に活動できる街にしたい」と話している。

提供 - 函館新聞社



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