消費者まつり、市民らでにぎわう

update 2004/1/26 12:45

 函館の消費者の知識向上を目指す「消費者まつり―第23回消費生活展」が25日、函館市亀田福祉センター(同市美原1)で開かれた。衣類や雑貨のリサイクル品などを目当てに850人が来場し、終日ごった返した。

 函館市と函館消費者協会の共催。市民一人ひとりに安全で豊かな消費生活を考えてもらうために、1981年から毎年開催している。

 衣類、雑貨のリサイクル品や、道南スギを利用したテーブル・いすなどの販売コーナーを設けたほか、渡島管内の海産物、減農薬野菜を並べた産直コーナーも用意。食器やコートなどお目当ての商品を探す市民が殺到した。

 体験コーナーでは精米づくりや段ボールを使った生ごみの減量化を実演するなど、ユニークな催しが盛りだくさん。同協会会員手作りの買い物袋「マイバッグ」を展示し、スーパーのポリ袋を使わない「ごみ減量化」を呼び掛けた。

 同協会の米田イツ会長は「消費者まつりを通じ、リサイクルを考え、モノを簡単に捨てない意識を持ってもらいたい」と話していた。

提供 - 函館新聞社



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