スーパーに節分用の豆コーナー

update 2004/1/25 11:33

 2月3日の節分を前に、市内のスーパーには豆や恵方巻(えほうまき)のコーナーが登場している。大豆やうぐいす豆、落花生などのほか、きび団子やあめ、チョコレート、ゼリーとなどのお菓子類も並ぶ。本格的な動きは直前の見込みだが、早くも買い求める市民が品定めをしている。

 例年より早い1月10日から、160種類の節分コーナーを入り口近くに設けたアドマーニ美原店(美原3)は、いくつかの豆が小袋に入った商品が人気。「寺院や幼稚園などでよく購入していきます」という。天然の着色料で色を付けたうぐいす豆や恵比寿豆も昨年から増えており、健康志向がうかがえる。また、落花生は変わらず人気が高いといい、紙や発泡スチロールに大豆が入った商品もある。

 魚長港店(亀田港町2)は22日にコーナーを設置。50種類を扱うが、「本格的に売れ出すのは今月末から2月に入ってからの節分直前。売り上げは年々下がっている」という。

 一方、数年前から函館でも扱われ始めた恵方巻を店頭に並べる店も。大阪発祥と言われ、節分にその年の恵方(縁起の良い方向、今年は東北東)を向き、巻き寿司を無言で丸かじりすると幸運が訪れるというもの。

 コンビ二エンスストアやスーパーなどで扱っており、イトーヨーカドー函館店(美原1)では、14日から売り場を展開。一足早く店頭で売り出すと共に、予約を開始した。「予約は現在500件ほど。新し物好きのためか、北海道は関西に次いで良く売れているようです」と同店。

 北海道鮨商生活衛生同業組合函館支部の佐藤豊和支部長は「数年前に講習会で取り上げたが、函館のすし屋でやっているという話はあまり聞かない。北海道では、ポスターやちらしなどを作りキャンペーンをする札幌を中心に人気なのでは」と話している。

提供 - 函館新聞社



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