国際水産・海洋都市構想で議論

update 2004/1/24 12:27

 井上博司函館市長が市民と直接意見交換する「市長と市民のふれあい懇談会」が23日、函館市役所で開かれ、北大水産学部の学生と、産学官連携でら進める「函館国際水産・海洋都市構想」などについて話し合った。専門分野を研究する学生らが率直な意見をぶつける中、同市長は同構想の今後について、複数の企業が進出する動きがあることを明らかにした。

 今年で16回目を迎える恒例行事で、この日は2、3年生16人が出席。井上市長は同構想の今後について、「昨年は共和コンクリートが進出したが、構想に2、3の企業が着目し、水面下で進出する動きがあるなど敏感になっている」と述べ、順調な進み具合を示唆した。併せて、渡島東部4町村と合併した場合の記念事業実施についても議論していることを明言した。

 学生は同構想について、「水産高などでコースを作り、人材を育てる必要があるのでは」「会社と大学とで情報を共有できるホームページがあれば発展のチャンスがある」など、柔軟な発想を次々と提言した。

 このほか、「函館は交通マナーが悪く、活気もない」「函館山も観光地も一度行けば飽きる」と手厳しい指摘も。市長は時折、苦笑しながらも、一つひとつの質問に答えていた。

提供 - 函館新聞社



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