アイスホッケーリーグ開幕

update 2004/1/21 11:13

　第７回函新杯・函館アイスホッケーリーグ戦は２０日、市民スケート場で開幕し、１カ月にわたる熱戦の火ぶたが切られた。

　開幕予定だった１９日が悪天候によるリンクのコンディション不良で試合中止になり、１日遅れで始まった。この日も昼すぎまで雪と雨が降り続いたが、リンク状態は良好。待望の試合に挑む選手の熱気に包まれた。

　開幕ゲームとなったのはＡリーグのポイントゲッターズ―北水ブルーマーリンズ戦。同リーグの優勝争いを引っ張るとみられる両チームだけに、第１ピリオドから激しい攻防が繰り広げられた。

　試合はゲッターズの宮崎一彦監督が「立ち上がりがカギ」と言う通り、北水の激しい攻めをしのぎ、第１ピリオド９分に水戸健一が放ったシュートが相手ＧＫに跳ね返ったところを藤井陛拓が押し込み先制した。

　王者チームに先手を取られた北水は同１５分に川原聡が同点弾を放つと、１９分に岡田孟が逆転のゴールを決め、勢いがついた。同２１分に岡田、同２４分に川原が追加点を挙げ試合の流れを握り、１６―４で開幕ゲームを飾り、初Ｖへ向け大きな１勝を飾った。

　２１日はＢリーグのスティングス―ダイナマイツが行われる。

提供 - 函館新聞社

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