健康増進センター利用増加
update 2004/1/21 11:06
昨年4月にオープンした函館市の健康増進センター(市総合保健センター内、五稜郭町23)の利用者が、昨年12月末で2003年度1年間の当初見込みを上回り、予想を超えた人気となっている。完全予約制で、3月末まで予約でいっぱいの状況。市立保健所は「運動を思い立った方が速やかに利用できるよう、工夫していきたい」(健康増進課)と話している。
同センターでは、最初に利用者の血液検査・エックス線検査など6項目の健康診断を行う。肺機能検査・体脂肪測定などの検査や運動負荷実験、握力測定・垂直跳び測定など7項目の体力測定の後、医師や健康運動指導士が、健康状態や運動能力などに合わせ、利用者個々の「健康づくりプログラム」を作り、生活習慣病予防を目的に効果的な運動を実践していく。
運動はウオーキングマシン、エアロバイク、筋肉トレーニングマシンなどを使用する。エアロビクスやストレッチなどの講座もあり、週2回、3カ月で計25回の運動メニューをこなした後、効果を判定する。
昨年12月末現在の申し込みは997人で、3月末までの見込み935人を突破。プログラム策定者は977人で、効果判定まで終えたのは242人。また、同10月末の調査では、利用者の77・5%が女性だった。年齢は多い方から(1)60―64歳18%(2)50―54歳13・6%(3)55―59歳13・4%―の順。これらで45%に上り、時間に余裕のある、健康に関心の高い年齢層が大半を占めている。
運動開始前に不可欠なプログラム説明は現在、週1回25人のペース。同課は「この数を何とか増やして、利用の回転を早くしていきたい」と、待機者への対応策を検討している。
利用対象は18歳以上の市民で、費用は最初の健診を含め6500円。問い合わせは同課TEL32・1515。
提供 - 函館新聞社
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