JTBが野外劇を買い取り・道内、東北、首都圏で「観劇ツアー」
update 2004/1/20 10:12
国内最大手の旅行代理店「JTB」が、今年の市民創作「函館野外劇」の公演1回分を買い取ることが決まった。同社の貸し切り公演として行われ、道内、東北、首都圏を中心に「観劇ツアー」が組まれる見込み。
同社の買い取り分は、7月25日に追加される形で行われる。購入金額は明らかにされていないが、関係者によると、「昨年の実績をもとに算出」。昨年の平均入場者数約800人をベースに計算されたとみられる。
同野外劇は、市民創作「函館野外劇」の会(フィリップ・グロード理事長)が主催。15年目の昨年、シナリオを一新するなど、大幅なリニューアルを敢行し、国内外から高い評価を得た。
今年の公演は、7月9日から8月7日までの金曜日と土曜日の10回と、同社の買い取った日曜日の計11回。雨天の場合は、別会場のスクリーンで上映して対応する。
同会の輪島幸雄理事長代行は「国内最大手の旅行会社が、函館野外劇の価値を高く評価してくれた結果で意義深い」と声を弾ませ、「行政などのバックアップ体制も手厚くなるのでは」と期待している。
提供 - 函館新聞社
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