「防災とボランティアの日」・ボーイスカウトが消防の協力で防災研修会
update 2004/1/18 10:19
「防災とボランティアの日」の17日、ボーイスカウト函館2団(加賀康彦委員長)の防災研修会が、市内の西別院文化会館(東川町12)で行われた。函館市西消防署、青柳出張所の協力の下、スカウトたちは、消火器の取り扱いや非常食の炊き出しなどを通じ、災害時への備えを学んだ。
「防災―」は、1995年1月17日の阪神大震災の際、ボランティア活動や自主防災組織の重要性が認知されたことから、同年に制定。同ボーイスカウトは「そなえよつねに」のモットーを実践するため、同出張所に協力を依頼した。
スカウト23人のほか、龍谷幼稚園の園児11人、消防職員9人が参加し、まずは阪神大震災のビデオを鑑賞。続いて3班に分かれ、三角きんの使い方や毛布を使った応急担架づくりなどに挑戦。消火器を使った初期消火訓練では、「火事だー」と子供たちが見事に火の手を消し止めた。
また、水を注ぐだけで食べることができる、非常用のお米を使った炊き出し訓練も実施。最後はブタ汁とともに舌鼓を打った。スカウト歴9年という村田留利子さん(潮見中2年)は「本物の消火器を使ったのは初めて。今日の訓練を忘れずに、いざという時に生かしたいです」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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