18日に新春うち鳴らし/ひのき屋ライブツアー縁となり、台湾の和太鼓集団も参加、現地料理の出店も
update 2004/1/17 12:40
函館市内・近郊の和太鼓集団などが一堂に集う、「新春打ち鳴らし」(実行委主催)が、18日午前11時から四稜郭ファーム内農業倉庫(市内陣川町52の1)で開かれる。今年は、たいこ楽団ひのき屋が昨年10月末、台湾で行ったライブツアーが縁となり、台湾の青少年和太鼓集団「鼓舞」が来函、ステージで卓越した演奏を披露するほか、出店で現地料理も提供。例年とは一味違う、国際色豊かなイベントとなりそうだ。
台湾ツアーは、絵本や演奏を通じてひのき屋を知った、現地の教育財団「台湾C.P.M」役員の陳進旭さんの招きで、10月22―27日の日程で実現。同財団でも子供の情操教育の一環として和太鼓に取り組んでおり、実際に100以上の幼稚園で教材として取り上げているなど、急速に広まっているという。
ひのき屋もライブで約6000人を動員したほか、ワークショップも開催。和太鼓を通じ、現地の人々と交流を深め合った。これが縁となり、同実行委で「市民との交流のほか、冬の函館を楽しんでもらおう」と、陳さんや鼓舞のメンバー総勢25人の来函が決定。「新春―」では演奏や現地料理を提供するほか、ひのき屋指導によるワークショップ、大沼でのワカサギ釣り体験を楽しむ予定。
「新春―」は、お世話になっている地域の人々に楽しんでもらおうと、6年前からスタート。今回もひのき屋ほか8団体が出演するほか、もちまき大会や雪中宝探し、屋台の出店(有料)もある。
実行委は「例年とは一味違い、台湾の子供たちとの異文化交流もあるので、多くの人に見物に来ていただきたい」と話している。入場料は500円で、問い合わせはひのき屋TEL51・5727。
提供 - 函館新聞社
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