公立はこだて未来大学次期学長会見
update 2004/1/17 12:39
今年4月から公立はこだて未来大学学長に就任する、独立行政法人産業技術総合研究所サイバーアシスト研究センター長の中島秀之氏(51)が16日、函館市を訪れた。中島氏は就任後の大学運営で、同センターと連携する意向を示すなど、新たな大学の創造に意欲を見せた。
同日午後に函館市役所を訪れた中島氏は、井上博司市長にあいさつを済ませた後に会見した。
中島氏は就任後の大学運営について「研究者としての立場を残しながら東京に出て行ったり、東京から人を呼んで活躍の場とするなどして産総研とのつながりを保ちたい。それ以外にもいろいろなところとコネクションができれば面白い」と述べた。
大学の印象は「地方の大学としては研究者の顔が見える。情報系と複雑系がうまく(研究などを)やればすごいことができるのでは」と期待感を込めた。
函館はこれまでも何度か訪れたことがあり、都市機能を備えた住環境と、自然が近くにあることから「出身地の兵庫県西宮に似た街でサイズもちょうどいい」と印象を語った。
提供 - 函館新聞社
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