道立高校通学区域の改正決定/渡島、桧山とも1学区統合、2005年度入試から実施へ
update 2004/1/16 11:39
道教委は15日、道立高校(全日制課程普通科)の通学区域を現行の55学区から26学区に改正すると発表した。渡島、桧山管内は、それぞれ現行の複数学区から1学区に統合となる。新学区は、現在の中学2年生が高校進学する2005年度の入試から実施される。
現行では、渡島管内は南東部の8市町村を第1学区、西部4町を第2学区、北部5町が第3学区となっている。改正後は3学区が渡島学区として1つになる。桧山管内も現行の江差、上ノ国、厚沢部、乙部4町の第1学区はじめ4学区に分かれているが、桧山学区として統合される。
現行の学区は1982年から続いているが、開始20年以上経過する中で、中学校卒業者の人口減をはじめ社会事情が変化。道教委ではこうした事情を踏まえ、昨年9月に改正案を作成、議論を重ね、15日の道教育委員会で決定した。この問題を受けては、函館など各地でも「意見を聞く会」を開くなど、議論が重ねられていた。
今回の決定に道教委の相馬秋夫教育長は「生徒の能力、適性、興味、関心、進路希望などに応じた多様な学習が可能となるよう、学校選択幅を広げるためのもの」などとコメントを発表した。
提供 - 函館新聞社
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