ボランティアのフリーペーパー発行へ
update 2004/1/15 12:20
ボランティア活動や市民団体活動について広く知ってもらおうと、NPO推進会議と北海道国際交流センターは3月、フリーペーパー「ボラット」を創刊する。団体同士や市民とのネットワーク作りの一つとして企画した。編集長を務める丸藤競さんは「地域で元気に活動している人たちの姿を伝えていきたい」と意気込みを話している。
道南には約40のNPO団体があり、同会議には14団体が所属している。しかし、各団体のつながりは今ひとつで、市民にも活動内容が浸透していない部分があった。こうした課題を「うまくつなげることができれば」とフリーペーパーを思いついた。同センターを事務局に、約10人のスタッフが作業を進めている。
「ボラット」は、気軽にぶらっとボランティアができる環境を目指す意味を込めた。A4判8ページで、年間4回発行の季刊紙としてスタートする。創刊号は人物インタビューや団体紹介、各種ボランティア情報など、硬軟織り交ぜた内容で3月19日の創刊を目指している。発行部数は3000―5000部を予定。市内公共施設や多くの人が集まる場所に置きたい考えだ。
スタッフに本格的な編集経験者はおらず、協賛広告などの課題も多いが、丸藤編集長は「手作りのフリーペーパーだが、函館にいろいろな人がいることを知ってもらって、発信していきたい。函館の街にどんな人がいるのか分かるようなものになればうれしい」と意欲を見せている。
ボラットは編集スタッフを募集している。問い合わせは同センターTEL22・0770。
提供 - 函館新聞社
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