気持ちも新たに大人の仲間入り
update 2004/1/13 11:30
「成人の日」の12日、渡島管内では函館市をはじめ7市町で成人式が行われた。振り袖やスーツに身を包んだ若者たちが大人の仲間入りを果たし、喜びと責任の大きさをかみしめながら成人のスタートを切った。
この日式典が行われたのは函館のほか、上磯、七飯、大野、知内、砂原、森で、7市町の新成人対象者は計4247人。うち函館は3153人(男1653人、女1500人)で、昨年比72人減となった。
函館では午後1時から市民体育館で「成人祭」(市、市教委主催)が行われ、約2500人が出席した。井上博司市長が「可能性を大きく広げ、それぞれの目標へまい進してほしい」と祝辞。その後、新成人を代表して馬場雄介さん(函館医療保育専門学校2年)と櫻場裕子さん(公立はこだて未来大学2年)の2人が「愛する郷土の発展に努めます」と誓いの言葉を述べた。
ここ数年、全国的に「荒れる成人式」が話題となり、11日にも沖縄や静岡、宮城などで出席者による式典の妨害行為などがあったばかり。函館では目立った混乱はなかったが、例年通り、式典では出席者がおしゃべりや携帯電話の操作に夢中で、マナーの悪さが目立った。
会場周辺では抽選会やもちつき、雑煮のコーナーなどさまざまな催しが行われ、華やかな雰囲気に。新成人たちは久々の再会を喜び合い、一緒に写真に収まったり、ビールを手に乾杯するなどして、同窓会気分を楽しんでいた。
提供 - 函館新聞社
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