五稜星の夢電球を設置
update 2004/1/12 11:40
国の特別史跡・五稜郭を2000個の電球で彩る「五稜星(ほし)の夢」イルミネーションの電球設置作業が11日午前10時から行われた。あいにくの雪模様となったが、子供から大人までのボランティア約100人が参加。堀の周囲約1・8キロに電球を取り付け、15日からの点灯に備えた。
実行委員会(宮下俊雄委員長)が1989年から取り組んでいる市民の手作りイベント。五稜郭の堀の周囲に電球を取り付け、星形のイルミネーションを浮かび上がらせる。今年の点灯期間は15日から2月29日まで。
この日は、事前に堀に張り巡らされた電線に電球を取り付け、700本の支柱の先に電線を掛ける作業を行った。また、支柱の重しにする、重さ4・5キロの土のう1000袋もその場で作った。
園内は雪が吹き付けるなど厳しい寒さに見舞われたが、参加者はそれぞれの担当場所に分かれて作業に集中。ソケットに詰まった雪を取り除いては1つひとつ丁寧に電球を取り付けていた。
実行委では1口500円の点灯募金の協力を呼び掛けている。募金者には当年のイルミネーションの航空写真を絵はがきにした礼状を送るほか、点灯日の15日と2月21―29日に五稜郭タワーヘ招待する。問い合わせはTEL52・1573(小島さん)。(池田比佐史)
提供 - 函館新聞社
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