青少年体験海外ツアー企画
update 2004/1/12 11:38
財団法人北海道国際交流センター(函館市元町)は、青少年向け体験型海外ツアー「世界を知ろう」を企画した。同センターが青少年を対象としたツアーを用意したのは初めてで、今年の春休みシーズンを皮切りに毎年実施する考え。同センターのプログラム・コーディネーター、渡辺郁代さん(27)は「社会や文化、風習の違いを肌で感じ、国際交流の素地を作ってほしい」と参加を呼び掛けている。
第1弾はマレーシアへの旅で、日程は3月25日から4月2日までの8泊9日。一般的な海外旅行では経験できないホームステイをはじめ、ゴム農園や伝統工芸制作工場などでの体験学習に挑む。2月下旬以降、同センターで事前勉強会も2回開催する予定で、予備知識を身に付け、実際にマレーシアに行った時の理解度を高める考えだ。
また、今回のツアーは国内で使われなくなった車いすを、発展途上国に贈るNPO法人「飛んでけ!車いすの会函館支部」(本部・札幌市)と連携。函館で不用になった車いすを、マレーシアの福祉施設に届ける。渡辺さんは「若い時に、国際交流の楽しさを知り、自ら興味を持って、自分で勉強していく素地になるような旅にしたい」とアピールしている。
対象は、函館市内や近郊に住む小学5年生―大学生。料金は、渡航費、滞在費、食事代、勉強会込みで19万8000円。定員は20人(最少催行人数10人)。旅行には同センターのスタッフと現地の通訳が同行する。締め切りは2月16日。
問い合わせは同センターTEL22・0770。
提供 - 函館新聞社
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