センター試験へ追い込み
update 2004/1/9 10:18
国公立と一部私立大学の第一関門となる2004年度大学入試センター試験を約1週間後に控えて、函館市内の高校ではセンター試験に対応した特別講習が盛んに開かれている。センター試験を想定したテストや受験科目に絞っての勉強、予備校との連携など、生徒も学校も冬休み返上で連日、追い込みをかけている。
函館中部高校は8日から12日まで5日間にわたり、センター試験の対策講習を実施。150人以上の生徒が、国語や数学など主要3教科を受講している。このうち、英語では張り詰めた緊張感の中、生徒たちが真剣な表情でプリントに向かっていた。
同校では、今回の講習のあと13日から3日間にわり、各生徒が受験科目に合わせて教科を選択する直前講習も予定。進路指導部の平沼光浩教諭は「講習があると生活のリズムも作れるし、みんなと一緒に勉強することで生徒たちも頑張れる」と話している。
函館ラ・サール高校は、昨年12月に冬期講習を実施済み。学校が始まる13日から15日までは、受験科目に絞った授業を展開する。遺愛女子高校は7日から講習を始めており、10、11日は時間や科目などセンター試験により本番に近い雰囲気での模擬試験を行うことにしている。
函館東高校や函館白百合高校などでは予備校のサテラインを使って講習を実施。函館北高校でもセンター試験に対応した講習会で学力アップなどを図っている。
センター試験は17、18日で、志願者数は全国で前回より約1万5500人少ない58万7350人となっている。(小豆畑 栄)
提供 - 函館新聞社
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