江差町で合併説明会スタート
update 2004/1/9 10:17
【江差】桧山南部4町合併問題協議会(会長・濱谷一治江差町長)の法定協議会移行について、江差町は6日から地域住民を対象とする説明会をスタートした。
町側から同町長、飴谷逸男助役、合併担当職員が参加。1回目の説明会は6日午後6時半から町役場保健センターで開催。町文化会館で開かれた2回目の説明会には住民約10人が参加した。
同町長は2月に予定している法定協移行について「国の新年度予算で地方交付税がさらに減額され、町は深刻な財源不足に直面する。財政に余裕のある町にもボディーブローとなる」と、地方自治を取り巻く環境を解説。その上で「財政支援が得られる合併特例法の期限まで15カ月。行政のスリム化を進め、着実なまちづくりに向けて合併を視野に入れた協議を進めたい」と述べ、法定協移行に理解を求めた。
また、同協議会にオブザーバー(陪席者)参加を求めている奥尻町について「法定協での議論開始後、正式参加を申し入れられると議論が出発点に戻る」と述べ、同町は早期に態度を明確にすべきとの考えを強調した。
参加者からは「熊石町に続いて離脱する町はないのか」「江差という町名を残してほしい」などの発言があった。一方で「他町は江差町の動向を注視している。今後の協議でリーダーシップを発揮することも必要」との意見があった。
説明会は9日(南が丘ふれあいセンター)、10日(コミュニティーセンター水堀会館)、12日(田沢憩いの家)、13日(小黒部寿の家)の日程で行われる。開催時刻はいずれも午後6時半。
提供 - 函館新聞社
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