安全願い市消防出初め式
update 2004/1/8 11:25
函館市消防出初め式が7日午前10時から、市民会館西駐車場と大ホールで開かれた。市民ら約800人が見守る中、消防車の一斉放水や市消防団町火消しが勇壮なはしご乗りを繰り広げ、今年1年の災害や火災の根絶への思いを強めた。
消防職員、消防団員、防火団体など約1100人、車両12台が参加。屋外式典では、市消防音楽隊のファンファーレとともに井上博司市長がボタンを押し、くす玉が割れて幕開け。続いて参加者全員による分列行進したほか、市消防団町火消しの総勢76人が正月らしい、はしご乗りの妙技を披露した。
締めくくりの消防訓練では、消防車両などが赤、青、黄の3色の水を一斉放水。放物線を描く水には虹も映り、見物人からは大きな拍手が沸き起こった。
続いて大ホールでの屋内式典に移り、井上博司市長が式辞を述べ、中林重雄消防長が「“安心して暮らせるまち函館”の創造に向け、まい進することを誓います」と決意表明。函館防火協会の西野清一会長、函館消防設備協会の吉田要会長に市長感謝状が贈られたほか、消防団員25人が表彰を受けた。(福士雅巳)
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。