市立函館病院が非血縁者間の骨髄移植・採取が可能に
update 2004/1/8 11:24
市立函館病院(長谷川正院長)は7日、道南で初めて、骨髄移植推進財団(骨髄バンク)の「非血縁者間骨髄移植・採取施設」として認定を受けた。これにより、今まで札幌などでしかできなかった非血縁者間での骨髄移植ができるようになったほか、骨髄の提供を受け入れられることになった。同院では「道南の医療にとっても大きな意義がある」と喜びをみせている。
今まで、非血縁者間での骨髄移植治療ができる病院は道内では札幌と旭川にしかなく、道南の患者には大きな負担になっていた。また、骨髄提供希望者も、札幌などに出向く必要があり、骨髄移植推進の大きな障害となっていた。
同院では既に昨年10月末、さい帯血バンクネットワークの「移植医療機関」の認定を受け、登録されたさい帯血などを使えるようになっており、今回の認定でさらに機能を拡充させたことになる。
同院は、昨年9月末、同院として10例目となる血縁者間による「同種造血幹細胞移植」を行い、両機関の認定基準をクリア、認定の申請手続きを進めていた。(後藤泰良)
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。