厚沢部町で成人式
update 2004/1/6 11:28
【厚沢部】厚沢部町総合体育館で5日、同町教委主催の成人式が行われた。進学や就職で町を離れ、正月に合わせて帰省中の人も交えて、成人の仲間入りを喜び合った。
同町の新成人は1982年4月2日から83年4月1日生まれの65人(男31人、女34人)。式典には43人(男20人、女23人)が参加。女性の多くは色とりどりの振り袖姿で式に臨み、会場の内外では再会した友人らと記念写真に収まっていた。
澤田孝一町長は「困難にぶつかった時は、古里の美しい山や川を思い浮かべ、諸先輩の人生経験を素直に受け止めて歩き出してほしい」と祝辞を述べた。川口肇町議会議長も「飢えや貧困で苦しむ人々を助けようと海外で活躍している若者がたくさんいる。地球サイズでものを考えられる社会人になってほしい」と激励した。
澤田町長ら来賓から祝杯を受け取り、初めて口にした清酒の味にびっくりした表情を見せる人や、豪快に飲み干す人などさまざま。新成人をを代表して木村卓也さん(富里)と赤石祐子さん(南館町)が「厚沢部町民として自信を持って郷土を誇れる社会人になります」と力強く宣誓した。
会場では、抽選で時計などの記念品が当たる抽選会や交流会が行われ、参加者は旧交を温めながら新たな門出を祝った。
桧山管内の成人式は3日に熊石町で行われたほか、7日には北桧山町、11日に江差町で行われる。上ノ国町など6町は、8月の帰省シーズンに合わせて行う。
提供 - 函館新聞社
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