尾札部女子バスケットボール部が北海道中学校バスケットボール新人大会決戦大会に出場
update 2004/1/6 11:27
【南茅部】南・北北海道の代表校で争う、第18回北海道中学校バスケットボール新人大会決戦大会(道ジュニアバスケットボール連盟、道バスケットボール協会主催)が10、11の両日、江別市で行われ、女子の尾札部が出場する。優勝した前々回以来2年ぶり3回目の出場で、狙うは“女王返り咲き”。1、2年生で争う同大会は来年の中体連の前哨戦ともいえる大会で、選手たちは「優勝して弾みをつけたい」と、闘志を全開にしている。
決戦大会には南大会、北大会を勝ち抜いた男女各4校が出場。女子には南から南大会優勝の手稲西と2位の尾札部、北から北大会優勝の帯広第四、2位の旭川愛宕がぶつかる。総当たりのリーグ戦で、選手にとっては1戦1戦が決勝の意味を持つ、パワーの入る大会と言える。
南大会で浮き彫りになった課題は、スタミナ面だ。準決勝の強豪・北星女子戦では、「練習の成果を発揮した会心の出来」(小川陽コーチ)を見せ66―53で勝ったが、決勝では、激戦の疲れで持ち味の「走るバスケ」が機能せず、敗れた。「体力と集中力が途切れた結果」と小川コーチは厳しく振り返る。
年明けは3日から始動。実戦を意識した練習でハードに体を動かしている。長内ほのか主将(2年)は「自分たちのプレーができず負ける苦い思いはもう経験したくない。試合中気を抜かずに、全力で戦い抜く」と潔く決意を語る。
10日、初戦の相手は帯広第四。昨年の全道中体連決勝で延長戦の末逆転負けした相手だ。長内主将は「悔しさがあったから頑張ってきた。第四はもちろん、すべての試合に勝って優勝したい」と、雪辱と年初めの全道頂点に力を込めている。
提供 - 函館新聞社
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