東京VJr.ユースの練習生に

update 2004/1/5 11:48

　サッカーのジュニアユースチームのスプレッドイーグルＦＣ（阿部修士監督）の男女５人の選手が、東京ヴェルディ１９６９のジュニアユースチームと、女子チームの日テレベレーザのユースチームのメニーナの練習生として、それぞれ練習に参加することになり、４日、函館を出発した。８日までの５日間の日程で、練習のほか男子は実際に試合にも出場し、全国のトップレベルのプレーを実戦で学ぶ。選手は「いろいろなことを吸収したい」と大きな期待感と意欲を見せている。

　今回参加したのは、男子が吉田龍輔（光成中２年）、小林圭介（桐花中１年）、女子が稲船友理奈（浜分中２年）、堀佳奈子（大野中１年）、山名真妃（久根別小６年）の計５人。

　スプレッドイーグルは一昨年１２月に創設。昨年からチームとして始動、現在は男子１５人、女子３人が所属している。「高いレベルのチームにプレーを見ることで、知識、技術、戦術の強化を図りたい」と、阿部監督が企画し、特に将来性の高い５人を選抜した。

　一流チームに間近に触れられるとあって、選手は皆、意欲十分。ＧＫの吉田は「自分やチームの実力を知るチャンス」と話し、道選抜にも選ばれた経験を持つ稲船、堀の２人も「どのぐらい通用するのか知りたい」と目を輝かせる。

　一行は４日午前に函館を出発し、女子３人は同日、早速練習に合流した。吉田と小林は５日から練習に参加し、６、７の両日には、練習生ながらチームの一員として試合にも臨む。阿部監督は「特に女子はトップのプレーを見る機会が少ないので、今後に大いに生かしてほしい」と、ビッグチャンスを糧にした成長に期待を寄せている。

提供 - 函館新聞社

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