洋装のふたぐち、今年も大まゆ玉飾り

update 2004/1/5 11:48

 函館市松川町9の11、「洋装のふたぐち」(二口醇一郎代表)は、正月に合わせて今年も大きなまゆ玉を取り付けた。カラフルなまゆ玉と、時代を感じさせる飾りが店を訪れる客を楽しませている。

 店の天井に、約400個のまゆ玉を付けた長さ2・5メートル、幅3メートルの特注のミズキを「商売が繁盛するように」と、上向きに取り付け、約150個の正月飾りを付けた。

 飾りのうち、年代物の正月飾りは、醇一郎さんが66年前に親戚から贈られたもの。長さ40センチのタイや47センチの小判をはじめ、打ち出の小槌(こづち)、千両箱、大福帳、巾着(きんちゃく)などの縁起物が数多い。中には、株で当たることを祈ったカブの飾りも。材質は、時代を感じさせる紙製で、現在良く見られる片面のみではなく、両面がある。

 「初めは家に飾っていましたが、皆さんに見てほしいと、10年ほど前から店に飾っています。夜は通りからもきれいに見え、お客さんからも好評なので、これからも飾りたい」と妻の美津子さん。まゆ玉は節分の2月3日まで客を出迎える。

提供 - 函館新聞社



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