ハリファックス市に義援金
update 2004/1/5 11:47
函館市の姉妹都市、カナダ・ハリファクス市との交流を進める函館・ハリファクス協会(米田義昭会長)はこのほど、ハリファクス市にハリケーンの災害義援金として約20万円を贈った。同協会が同市に災害義援金を贈ったのは初めて。
昨年9月下旬、ハリケーン「ホアン」が同市中心部を直撃。死者2名を出したほか、建物の浸水や倒壊など、同市は大きな被害に遭った。これを受け同協会は、街路樹などの樹木修復のための基金を昨年11月27日から12月25日までの約1カ月間、市民などから募った。
はこだてクリスマスファンタジー実行委員会の協力を得て、ファンタジー初日の昨年12月1日には、イベント会場で会員が募金箱を持ち、来場者から善意を募った。そのほか、会場の一角に同市の被害状況を伝える写真とともに振込用紙を置いた。その結果、市民や観光客、市内の企業などから計20万677円が寄せられた。
米田会長は「金額的には少ないが、期間が1カ月と短かった割には良く集まった。ハリファクス市には、少しでも役に立ててほしい」と話している。義援金は、在日カナダ大使館を通じて、同市のピーター・ケリー市長に届けられる。(小泉まや)
提供 - 函館新聞社
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