あすから氷上ワカサギ釣り
update 2004/1/4 10:06
【七飯】冬の風物詩、七飯町の蓴菜(じゅんさい)沼での氷上ワカサギ釣りが、5日から本格スタートする。今季は暖気の影響で氷の張りが弱くオープンが危ぶまれたが、年明けからの冷え込みで問題もクリア。ハウス設営などの準備が急ピッチで進められている。ワカサギの魚影も例年以上に濃いことから、多くの家族連れらが集い、沼はにぎわいそうだ。
大沼漁協(宮崎司組合長)が釣り場を運営し、今季で5シーズン目。冬のレジャーとして年々人気を集め、昨シーズンは3200人が楽しんだ。今季もすでに、東京の修学旅行生ら300人の予約が入っているという。
3日で氷の厚さは約15センチとなり、この日から本格的な準備がスタート。同漁協スタッフがビニールハウスを組み立てるなどした。
釣り人に楽しんでほしいと同漁協は昨年、同沼で漁を行わず、水草刈りも実施。そのかいあって例年以上に魚影は濃く、釣り糸を垂らすと6―7センチの1年魚を中心に次々と銀りんが上がった。
また今季からセンターハウスを6メートル延長するほか、子供向けの「チビッコランド」も健在。宮崎組合長は「多くの人々に来ていただき、大沼の自然を楽しんでほしい」と話している。
準備作業と並行し、4日にプレオープンし、本格オープンは5日から。期間は氷の溶ける3月上旬までで、営業時間は午前8時半―午後4時。1日の入漁料は中学生以上の大人が500円、子供250円、貸しざお一式500円。問い合わせは藤原さん090・8271・7584。(福士雅巳)
提供 - 函館新聞社
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