椴法華と南茅部で成人式
update 2004/1/3 12:00
【椴法華】正月の帰省時期に合わせ、椴法華村と南茅部町で2日、成人式が行われた。両町は今年12月の函館市との合併に向けて協議を進めており、合併した場合、町独自の成人式は今回が最後。色鮮やかな振り袖やスーツ姿の新成人は一抹の寂しさを感じながらも大人の仲間入りを果たし、級友との再会を喜び合った。
このうち、椴法華村総合センターで行われた同村の成人式(村、村教委主催)には、対象者27人のうち22人が出席した。船木英秀村長が「村としての成人式は最後になるかもしれないが、ふるさと椴法華から大きく羽ばたいてほしい」と祝辞。新成人を代表し、山田智恵美さんが謝辞を述べた。
式典後の祝賀会では、新成人が中学3年の時に記した「20歳の自分へ」のメッセージが披露され、それぞれに「こんなこと思ってたんだ」と照れ笑いを浮かべながら、かつての自分を思い浮かべていた。
江別市在住の大学生、小林弘幸さんは「これからは社会に役立つ人間になりたい。村の名前がなくなるのは寂しいが、ここが古里なのは変わらない」と話していた。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。