中部高生がプロレス団体入門へ
update 2003/12/31 10:54
函館中部高校3年の中島洋平君(18)が来春からプロレス団体「闘龍門ジャパン」であこがれのプロレスラーを目指す。夢に向けてトレーニングを続ける中島君は「選手となって函館に戻ってきたい」と期待に胸を膨らませている。
中島君は、中学のころにテレビでプロレスを見てレスラーになりたいと思い始めた。高校1年の冬に思いを強くし、将来を決意。中学までスポーツ経験はほとんどなかったが、そのころからテコンドーを始め、今年3月からは柔道場にも通い、現在は黒帯を締めるまでになった。
入門を目指す「闘龍門ジャパン」は、かっこよさと個性豊かなキャラクターのレスラーが所属。小柄な選手を中心に、わかりやすいエンターテインメントとファッション感覚で、若者に受けている。他団体とは違って、入門に際しては「学校制度」を採っており、基本的には本人の意思があれば「入学」は可能。中島君も身長173センチ、体重67キロと細身だが、入門はほぼ間違いない。
中島君は来年3月に面接を受けて入門し、本格的にプロレスラーを目指す。同団体では、小柄な選手が多いメキシコでデビューさせ、その後に日本に凱旋(がいせん)させることが多く、中島君は「再来年にはデビューしたい」と意気込んでいる。
デビューした場合、函館出身としては5人目のプロレスラー誕生となる。中島君は「しっかりとした選手になって、胸を張って夢を話せるレスラーになりたい」と誓っている。(小豆畑 栄)
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。