年末年始は温泉でゆったり

update 2003/12/31 10:53

 大掃除も終わり、過ぎ行く一年の疲れを温泉で―。年始を前に、函館市内・近郊の日帰り温泉が込み合っている。一方、新年を温泉宿でゆっくりと過ごそうと、ホテルや旅館に宿泊する市民や観光客も多い。湯の川温泉では31日から1月2日にかけ、ほぼ満室状態となっているところが多い。

 日帰り温泉には、学校や仕事が終わり、家族が集まる30日から1月3日にかけて、家族連れを中心に多くの人が訪れる。「12月30日から1月4日までの利用客は、通常の日の倍以上」というのは、大野町東前の東前温泉しんわの湯。「家族連れのほか、帰省客なども多い」と、今が書き入れ時だ。30日も、今年一年の疲れを流すように多くの入湯客で終日、込み合った。市内湯川町の日乃出湯も同様で、「家族連れや常連さんが多いが、観光客もいる」と話す。

 市内や近郊の日帰り入浴施設では、元日休業や営業時間を短縮する浴場もあるが、新年に合わせて入浴時間の延長をするところも。市内深堀町のにしき温泉は31日―1月4日の午後9時以降、2時間を延長営業。同花園町の花園温泉は「31日から1月1日は、今年もオールナイトで営業。31日は午後6時まで、1日は午前零時過ぎからが人出が多い」という。

 湯の川温泉のホテルや旅館は、観光客や市民で、年末年始はほぼ満室という宿泊施設が多い。湯川町のはこだて湯の川観光ホテルは「全体的に例年並みの客数。30、31日には集中しており、ほぼ満室だが、1月2、3日は昨年ほどではない」。湯の川プリンスホテル渚亭では「やはり普段よりも近郊の人が多い。客室露天風呂は人気が高く、普段はなかなか使えない人も“たまにはぜいたくを”と考えているのでは」と話している。

提供 - 函館新聞社



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