附属中でエキスパート教員の活用へ

update 2003/12/31 10:52

 道教大附属函館中学校(尾崎文彦校長)は年明けから、渡島教育局や公立学校などで開かれる研修事業に、同校教員を派遣する「エキスパート教員」の活用を本格的に始める。専門領域・分野の知識や技能を提供し、教育技術の向上を目指す。同校は「エキスパート教員」をリスト化した文書を、年明け早々に各教育機関に配布、活用を呼び掛ける。

 同校は、教育の実習や研究を主な目的とする付属学校としての立場から、これまでも道立教育研究所や渡島教育局、南北海道教育センターなどの研修事業で、教員が講師を務めてきた。

 今回の取り組みは、それまでの活動をより積極的にするもので、道内では初めての取り組み。外部機関の研修事業を通して、各教員が専門領域・分野について日ごろの研究成果を伝え、道南での教育の充実につなげたいとしている。

 「エキスパート教員」は、土谷敬副校長はじめ合わせて16人。英語や数学の各教科、受験指導はもちろん、陸上や野球、バスケット、卓球のスポーツ指導、学校経営や教育評価、教育相談、生徒指導など、幅広く対応する。

 同校は教員と専門領域・分野を一覧にした文書を1月5日に道立教育研究所をはじめ、渡島、桧山教育局、渡島、桧山管内の各市町村教育委員会、南北海道教育センター、渡島、桧山教育研究所に配布する。(小豆畑 栄)

提供 - 函館新聞社



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