渡島、桧山の04年産米市町村別生産目標
update 2003/12/29 14:20
道は28日までに、2004年産米生産目標数量について、渡島、桧山両管内の市町村別配分を決めた。生産力や商品性、販売力を指数化したランクで傾斜配分され、知内、大成両町がランクアップ。生産目標数量は渡島で大野町の4195トン、桧山で今金町の7255トンがそれぞれトップになった。
生産目標数量はコメの生産力、商品性、販売力などで7ランクに分け、下位ランクの市町村から上位ランクの市町村に数量を移動配分する方法で算定。ランクが上昇した2町のうち、大成町は最上位の7にランク付けされ、知内町は4から5に上げた。7は道内で10市町村しか評価されていない。逆に渡島で5市町、桧山で8町がランクを下げた。
渡島の生産目標数量は1万4455トンで、作付面積に換算して03年産より25ヘクタール多い3052ヘクタール。桧山は2万817トンで、本年産比99ヘクタール増の4233ヘクタールが割り当てられている。
市町村別では渡島トップの大野町が作付面積換算で同20ヘクタール増の853ヘクタール。2位の七飯町は2ランク落としたため、目標数量2519トンで同13ヘクタール減の517ヘクタールにとどまり、3位の知内町は目標数量2351トン、同18ヘクタール増の516ヘクタールに伸ばした。函館市は1ランク下げ、目標数量387トン、同2ヘクタール減の87ヘクタール。
桧山は最大の今金町が作付面積換算で同54ヘクタール増の1484ヘクタール。北桧山町が目標数量6844トン、同36ヘクタール増の1360ヘクタール、厚沢部町が目標数量2656トン、同14ヘクタール増の530ヘクタールで続いた。
また、転作奨励金に代わり、04年度から実施される新たなコメ政策「産地づくり交付金」は渡島管内に8億2576万円、桧山管内に15億8864万円配分。知内町が渡島で最も多く、2億1216万円を割り当てられる見込みだ。
提供 - 函館新聞社
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