地元有志が石川賢投手の門出を祝福

update 2003/12/29 14:16

　函館工業高校出身で、プロ野球の中日ドラゴンズへの入団が決まった、石川賢（さとる）投手（２２）＝八戸大学４年＝の里帰りに合わせて、地元有志による激励会「中日ドラゴンズ石川賢投手を激励する会」が、２８日午後６時からホテルロイヤル柏木で開かれた。石川投手と一緒にプレーした函工高校の歴代野球部員やＯＢなどが集まり、プロの道へ踏み出す石川投手の門出を祝い、エールを送った。

　石川投手の父・稔さん、母・孝子さんをはじめ札幌などから約６０人が出席した。出席者の拍手の中、石川投手は函工高校野球部の小早川賢輔監督とともに入場。早速、ドラゴンズのユニホームと帽子を身につけて、出席者と記念撮影した。

　発起人代表の佐藤和雄さんがあいさつし、来賓を代表して同校同窓会会長の坂本修康さん、元同校野球部部長の小笠原修一さんが「プロの厳しい世界でも“函工魂”を忘れずに頑張って」と激励した。

　続いてあいさつに立った石川投手は「ここまで来ることができたのは、周囲の皆さんのおかげ。これからがスタートだと思っているので、応援してください」と力強くあいさつ、大きな拍手が送られた。同校硬式野球部ＯＢ会の小関慎一さんの発声で祝杯を挙げ、歓談した。

　石川投手は各テーブルを回っては、「おめでとう」「マイペースで頑張れ」などの祝福の声や激励に笑顔を見せて、丁寧に応じていた。石川投手は来年１月７日まで函館で過ごした後、名古屋市に向かいキャンプに備えるという。（原山知寿子・山崎純一）

提供 - 函館新聞社

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