「合併推進」57.1%

update 2003/12/27 12:53

 函館市・戸井町・恵山町・椴法華村・南茅部町の第4回合併協議会が26日、市内の花びしホテルで開かれ、合併に関するアンケート結果が報告された。合併協議を「積極的に進めていく必要がある」「どちらかといえば必要がある」を合わせると57・1%で、「どちらかといえば必要ない」など否定的な回答23%を大幅に上回った。また、会議では協議事項7項目を原案通り決め、4項目を継続協議とした。

 アンケートは5市町村の16歳以上の男女1万人を無作為に抽出し、11月4―18日に実施。有効回答は3086件で、回答率は30・9%。回答者の居住地別割合は(1)函館74・5%(2)南茅部7・5%(3)恵山7・2%(4)戸井6・4%(5)椴法華2・1%。年齢別では、50代25・7%、60代25・4%で、半数以上を占めた。

 合併協議を「積極的に進めていく必要がある」24・2%、「どちらかといえば必要」32・9%で、“推進派”が60%近くに上った。「どちらかといえば必要ない」14・5%、「必要ない」8・5%の“否定派”は4人に1人程度にとどまった。このほか「わからない」17・3%など。

 居住地別では、推進派が多かったのは恵山。「積極的に進めていく必要がある」48・2%、「どちらかといえば必要」30・6%で、計78・8%。以下、南茅部65・5%、椴法華村65・2%、戸井63・2%、函館53・5%で、4町村は押しなべて高かった。否定派は函館の26・1%が最多だった。

 この日の新たな協議項目5件のうち原案通り決まったのは、公共施設使用料を現行のままとし、手数料は函館の制度に統一する―などとした使用料・手数料等の取り扱いなど3件。検診や予防接種などに関する福祉事業と公営住宅使用料などが含まれる建設関係事業の2件は継続となった。

 前回までに継続協議となっていた福祉事業と国保事業の取り扱いなど4件も、その後の担当部会などで議論した結果、原案通りで決まった。(吉良 敦)

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです