函館駅前整備完了へ
update 2003/12/27 12:52
来年度政府予算に関連する函館市の要望事業の概要が28日までにまとまった。ほぼ要望通りで、事業費総額は来年1月末以降に決まる。公立はこだて未来大の開設、市立函館病院の移転・新築と並ぶ3大プロジェクトの一つ「JR函館駅駅前整備」が来年度で完了する見通しとなった。
市予算に関連する事業として予算要望していたのは13件。国施行分2件、道施行分3件、市施行分8件。
市施行分では、同駅前地区土地区画整理事業が要望満額の7億1800万円。仕上げの工事で、本年度予算と比べ57・2%の大幅減となった。公共下水道整備事業が満額の15億2300万円、河川改修事業は要望額比92・7%の6億6100万円。
本通中央通などの街路整備事業(要望額15億9700万円)、元町公園などの公園緑地整備事業(同4億2900万円)、名勝旧岩船氏庭園環境整備事業などの文化財整備事業(同1億400万円)などは、ほぼ要望通りだが、金額は未定。
国施行分では、市内の万代ふ頭改良や幹線臨港道路(第2工区)などの函館港湾整備事業(要望額20億700万円)はほぼ要望通り、エプロン新設や照明工事などの函館空港整備事業(同30億7100万円)が要望額比約10%減の見通し。
函館湾流域下水道整備事業(同2億400万円)、地域水産物供給基盤整備事業(同9億600万円)など道施行分3件は、いずれも満額計上された。(吉良 敦)
提供 - 函館新聞社
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