はこだてクリスマスファンタジー閉幕

update 2003/12/26 11:37

 巨大なクリスマスツリーや建物への電飾などで冬の函館を彩った「2003はこだてクリスマスファンタジー」(同実行委主催)が25日、感動的なファイナル・セレモニーで幕を閉じた。会場となった赤レンガ倉庫群周辺には、雨にもかかわらず、今年最後の輝きを見ようと多くの人が詰めかけ、7色を放つメーンツリーの輝きに別れを惜しんだ。

 6年目となった今年のファンタジーでは、イルミネーションで飾った会場ゲートを初めて設置。手作りで設置した小屋「キッズハウス」には、子どもだけでなく、大人までもが小さな穴から入り、楽しみながら暖を取る姿が見られた。また、中日の13日に、期間中最多の花火を打ち上げる「星空のファンタジー」を設け、観客の動員を図った。

 最終日の25日も、午後6時の点灯式でツリーが点灯。続いて市内の高校生を中心としたダンスチームが軽快なステップでダンスを披露し、華麗な踊りで来場者を魅了。来場者の傘の花が開く中、午後7時40分から始まった消灯式では、沼崎弥太郎実行委員長が「たくさんの市民や観光客に来ていただき、無事に終了できた。来年も12月1日から25日までの開催予定なので、また応援してください」とあいさつした。

 フォトコンテストの表彰式後、サンタクロースがふるさとへ“帰国”。消灯式で予定していた花火は夕方に出された暴風雪波浪警報のため、中止となった。

 25日間にわたり市民や観光客の心にさまざまな思いを残したメーンツリーの明かりが徐々に消え、函館の冬最大のイベントは静かに幕を下ろした。

提供 - 函館新聞社



前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです