函館八幡宮ですす払い

update 2003/12/26 11:32

 函館八幡宮(中島敏幸宮司)で25日、年末恒例のすす払いが行われ、新年への準備を整えた。長さ3メートルの竹にササダケの葉を縛り付けた忌竹(いみだけ)で、はりや天井のほこりを払い落とし、すがすがしい気分で新年を迎える。神社は、一気に“迎春モード”に突入。初詣でなどの人を迎える。

 今年は、神職2人が忌竹ですすを払い、巫女(みこ)2人がはたきなどで窓などのほこりを払った。権禰(ごんねぎ)の北守昭文さん(71)は「すすを払うと、新年へ向けて気持ちが切り替わる」と、過ぎ去ろうとする1年の無事に感謝しながら、拝殿のすすを払っていた。

 同八幡宮には今年、松の内の7日間に約7万人が訪れた。破魔矢やおみくじなどの準備は済んでいる。神社では、すす払いを終えると、しめ飾りの飾りつけなどに追われ、慌しさのうちに新しい年を迎える。(佐々木 亨)

提供 - 函館新聞社



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