はこだて魚の会が「魚屋マップ」プレゼント
update 2003/12/24 09:55
「魚食」を推進するはこだて魚の会(柿崎陽子代表)が作成を進めてきた、函館市内の鮮魚店を紹介する地図の第1号「函館鮮魚店、活き活きマップ〈1〉西部地区編」がこのほど完成。22日、掲載した西部地区の鮮魚店にプレゼントした。
今回は西部地区の12店を掲載した。簡潔で分かりやすい地図に、場所と電話番号を載せた。店によっては詳しい営業時間や自慢の商品、特色、写真などの情報も盛り込んだ。
地図を受け取った大町の竹内鮮魚店(竹内正之丞店主)は「分かりやすい地図で良い取り組みだと思う。コピーして客に配りたい」と、出来栄えに満足の様子。柿崎会長は「郵便局や温泉など、人が集まるところに置かせてもらい、たくさんの市民の目に触れるようにしたい。魚屋が元気になれば私たちの活動は成功といえる」と、今後の活動にも意欲的な姿勢を見せた。
今回は13人の会員のうち、益原三千子さん(32)と廣瀬尚巳さん(31)が主な作業を担当。今後は自由市場などの市場関係、湯の川方面、五稜郭方面と範囲を広げて調査する予定で、「会員に自分たちの住んでいる地域の鮮魚店の情報を提供してもらうなどし、来年中には市内全域を完成させたい」(同会)としている。
市民へのアンケート結果などから、魚を買う場合のスーパーの利用頻度が多いことが判明。「個人の魚屋離れが進んでいる」と感じた同会は、10月から、市内を数ブロックに分け、聞き取り調査などから、魚屋の情報を盛り込んだ地図作りに励んできた。
提供 - 函館新聞社
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